べっ甲は海亀の一種であるタイマイの甲羅と爪腹甲を巧みに加工・細工したものです。 日本において古くは正倉院御物の中にも見ることが出来ます。 長崎で鼈甲細工が発展したのは江戸時代、鎖国によりオランダ・中国との貿易窓口が、長崎港のみに限定されたためです。 鼈甲の原料を容易に入手できた長崎では独特の技法が発展し、それが上方や江戸などへ伝えられました。 現在は、ワシントン条約によって原料となるタイマイの輸入が規制されており、鼈甲細工の伝承が危惧されています。 その中で、「鼈甲屋たがわ」は後世に伝統の技を残すべく、精力的な活動を行っています。 製造販売はもとより、お客様のご愛用の鼈甲製品の修理・加工・磨きをするサービスも行っております。 そこに、長く鼈甲製品を愛用してほしいという「たがわ」の思いが込められているのです。 |